東京医科大学看護同窓会会長
本科12回生 石塚睦子
  
 同窓生の皆様、こんにちは。この度、本科3回生の有本キヨ子会長様に引き続き、会長の役を引き受けることとなりました昭和53年卒12回生の石塚です。
近年、日本の様々な土地で自然災害が続いておりますが、全国各地で生活されている同窓生の皆様への影響はいかがでしょうか。被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

 現在、西新宿では青梅街道沿いに新病院が完成間近な姿を見せております。その横に控えている昭和61年に建設された病院は早30年余を経過し、看護教育50年、医学部100周年を迎えた東医大に月日の流れを感じる今日この頃ですが、一方、マスコミでは東京医大の問題が報道されました。関係する一員として、倫理的側面から問い直しが必要な部分については解決されていくことを願いうと共に、東京医大の良さが発揮できるように応援していきたいと思っております。
 さて、東医大看護基礎教育のスタートは、昭和21〜26年の大久保キャンパス内の東京女子保健学院(東京医科大学八十年史にその名称が掲載されていますが、詳細は不明です)でした。その後、昭和32年〜40年東京医科大学病院附属准看護婦学校ができ、東京オリンピックの開催された昭和39年には、3年課程の東京医科大学附属看護専門学校が開設され、そこは昭和53年に東京医科大学看護専門学校に改称されました。私達12回生が卒業した年でした。日本で数多い看護専門学校で12校しかないという文科省系列の専門学校であったわけです。1990年、本多W男校長先生と教務主任の福岡笑子先生の時代に『東京医科大学看護専門学校紀要』の初刊が刊行されましたが、当時の日本の看護専門学校で紀要を発刊しているのは東医大の看学のみでした。その後、専門学校は50回生で幕を閉じることになりました。途中には、進学課程の別科生が5回生まで、そして、夜間過程のU部、後の進学科の学生さんが10回生まで学び、本科1回生の頃に多数を占めていた准看護婦さん達が看護師へとなっていきました。そして、日本に200校もの看護系大学ができた頃、遅ればせに2013(平成25)年4月、東医大に医学部看護学科が設立され、東医大の看護基礎教育が大きな節目を迎えました。そして、看護同窓会が今後も引き継がれていったことは、喜ばしい出来事でした。
 現在の同窓生数は、名簿管理を委託している株式会社同窓会事務局様に確認しましたところ、別科生193名、進学科生281名、看護科(前本科)生3379名、医学部看護学科1・2期生180名の総勢4033名(物故者、住所不明者も含みます)になりました。
東医大で学び、大切な友人・知人を得、多くの先生や関係方々と協力し、看護学の変遷を肌で感じながら、学生の学ぶ環境の充実のために試行錯誤して働いた時代は宝物です。そこに感謝する気持ちを、これから数年間、私も含めて役員の同窓生で意見交換しつつ、また、同窓生の皆様からの意見に耳を傾け、何らかの形で同窓生や東京医科大学にお返しできることを考えて頑張ります。
どうぞ宜しくお願いいたします。